非アルコール性脂肪性肝炎の検査方法

肝臓の働きは500以上に昇り、体の中で最も重要な臓器の一つです。

しかし、肝臓機能が低下し、最悪一部を切除する必要があるとしても、20%が残っていれば、残された肝臓は生命維持に必要な機能を果たすことができます。いいかえれば、病気により、肝機能が低下しても、なかなか自覚症状が現れず、気づいた時には末期的な状態になっているというケースが多いのです。

多くの人は、肝臓の検査をしてはじめて異常に気づきます。一般的にALTとASTというアミノ酸を作り出す2つの酵素が血液中に含まれているか、その量をチェックします。肝細胞に傷ができると、大抵の場合、これらの酵素が血液中に流出してしまうからです。人間ドッグや検診でどの病院でも行う一般的な検査方法の一つです。

中性脂肪値やコレストロール値が標準値を大幅に越えていたり、内臓脂肪が多い、メタボリック症候群の徴候がある人は、脂肪肝に罹患する可能性が高くなります。医師は食習慣の改善や定期的な運動をするように指導するかもしれませんが、変わらない生活習慣を続けていると、AST、ALTの療法の数値が高くなる傾向があります。ASTとALTの数値と関係から、慢性・急性肝炎、アルコール性、もしくは非アルコール性脂肪性肝炎、または肝硬変かどうかなどの診断を行うことができます。

非アルコール性脂肪性肝炎は、このような検査では特定できない場合があるので、大抵の場合、肝生検を行います。

直接、肝臓の組織を採取する検査で、血液検査よりも正確な検査を行えます。直接採取するといっても、メスを使って手術は行うわけではありません。最初に腹部右上の肝臓のある皮膚と肝臓に麻酔をします。エコー検査で肝臓の正確な位置を特定しながら、極細のハリを刺し込み、肝臓の組織細胞の一部を採取するのです。

検査自体は30分ほどで終わりますが、衛生管理の問題から、傷口が完全にふさぐまで、1日は入院する必要があります。

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